鏡の霊的パワーで運気を倍増させる方法
あなたのお宅にも、鏡は置かれていると思いますが、鏡で開運できることをご存知でしょうか? しかし、置き場所や向きなどにいくつかのタブーがあります。
鏡は古来、強い霊的パワーを備えていることで、さまざまな儀式にも活用されてきました。このコラムでは鏡の霊的パワーで運気を倍増させる方法をご紹介します。
鏡はきわめて霊的な存在
古来、鏡は神社においてご神体として祀られています。陽の光を投射した鏡が太陽に似ていることから、太陽の神さまである天照大御神(あまてらすおおみかみ)の象徴とされているからです。
有名な「天の岩戸隠れ」のお話にも、「天孫降臨」にも天照大御神と鏡の深いつながりを示すエピソードが描かれており、この鏡こそ「三種の神器」のひとつとして有名な八咫鏡(やたのかがみ)です。「この鏡を勾玉と草薙の剣と共に天照大御神の御霊(みたま)として祀るように仕えよ」と書かれていることにも由来します。
ご神体を表す鏡はご神鏡(しんきょう)と呼ばれており、天照大御神を信仰していない中国や朝鮮半島においても、べつのご神体としてのご神鏡が存在。西洋においても、鏡はスピリチュアルアイテムとして古来重視され、現在でも各種セラピーや潜在能力開発に用いられるほどです。
鏡を風水に活かし、運気を上げよう
鏡は風水においても重要な空間浄化・霊的パワーアップアイテム。風水に鏡のパワーを活かすにはどのようにすべきか、また、その上で注意すべきことはとのようなことでしょうか?
玄関・リビング・西と北に東と南に向けて置く
鏡はよい運気を呼び込む、強める風水アイテムなので、玄関・リビングなど、風水的要所に置くことで運気がアップ。西に置くことで金運も上昇します。
ただし、部屋の北側において南に向ける、西において東に向けるようにしましょう。太陽のパワーを取り込むためで、それぞれ逆向きでは凶となります。
いつもピカピカに磨いておく
汚れた鏡は霊的にパワーダウンを招くので、いつもきれいに磨き上げておきましょう。
入り口の対面にはおいてはいけない
鏡を部屋の入り口の対面におくと、よい気を跳ね返してしまい、入って来なくなるので注意しましょう。
合わせ鏡は凶
鏡同士を向かい合わせて置くことは合わせ鏡と呼ばれ、よい気が散乱して逃げてしまいますので、避けましょう。
一部屋にひとつだけにする
手鏡やコンパクトなど、ふだん収納しておく鏡を除き、常設する鏡は部屋にひとつ以上置かないようにします。合わせ鏡を避ける意味もありますが、霊的パワーが強まり過ぎてよい気が散乱するのを避けるためでもあります。
玄関は入って右か左、どちらか片方に置く
玄関ドアの対面に鏡を置くのはNG。入り口側から見て右に置くと金運・恋愛運アップ、左に置くと仕事運・対人運アップとなりますが、合わせ鏡を避けるためどちらか一方に置きましょう。
寝姿は映らないように置く
ひとは寝ている間に魂が天上に戻り、霊的パワーチャージをします。鏡に寝姿が映るとそのパワーが鏡に吸収されてしまうので、寝室では寝姿が映り込まないような位置に置きましょう。
トイレは置き場所に注意
トイレのドアの正面はもちろん、便器が映る位置に置くことは、穢れを倍増させるのでNGです。しかし、それ以外の場所ならOKで、とくにドアに付けるとトイレの邪気が家の中に漏れることを防ぎます。
八角鏡は厳選して使う
八角形は風水ですべての方位を表し、全方位的によい気を引き寄せ、邪気を払います。八角形と鏡のコンビネーションである八角の鏡は最強のラッキーアイテムではありますが、玄関、リビングなどに限定的に置くようにしないと、逆に強すぎて気が乱れることになるので注意しましょう。
観葉植物を映すアイテムとして活用する
風水における重要なパワーアップアイテムである観葉植物。鏡に映り込むように配置することで、パワーが倍増します。
月鏡をつくり、満月のパワーを持ち歩こう
月光浴、とくに満月での月光浴は霊的浄化・パワーチャージになることはよく知られていますが、満月はおよそ月に一度しかやって来ません。しかし、鏡を満月に向けて月光浴させると鏡に満月のパワーがチャージできます。
持ち歩くのがよいので、手鏡やコンパクトを月光浴させるのがおすすめです。一度やればよいのではなく、最新の満月で月光浴した満月鏡でないと効果が望めませんので、まめにパワーを更新するようにしましょう。
鏡の霊的パワーで運気を倍増させる方法をご紹介しました。みなさまが鏡を活用してハッピーになってくだされば幸いです。